無職になりました

こんにちは。
初めまして。無職です。

当ブログを運営するにあたって突然ですが無職になった経緯などを記していこうかと思います。

長くなってしまいますが意外と就活予定の人にはおすすめの記事かもしれませんね。

中高生の時分、僕はとある地方ではトップクラスの難関私立中高に通っていましたが、中学1年生のときに某ガンダムゲーにハマってしまったこと、gree、モバゲー、Twitterというネット廃人御用達の文化に触れたことで成績は最低レベルにまで落ちてしまいました。

意識高いブログなら、ここからどう成績をあげたか列挙していきますが、僕はそのまんま卒業して、浪人することになったのです(高校生活においては感傷に浸りつつまた後日記していきます)。

浪人後、そんなに努力もせず、ただ関東にいきたかったので適当な賢くもない大学に入りました。
正直浪人していくところではない大学な気もします。

その大学でも無気力に生きてきたため、就活でのアピールポイントもなく4年生の10月まで内定はありませんでした。

そんな中、超優良企業で働く父が取引先の人事の名刺を持って帰ってきました。
その会社は塾を運営しているベンチャーで、教育系の職種には一切興味のなかった僕ですが無内定もアレだったんでとりあえず面接に行くことに。

当日は適当な雑談と的を射ない会話をして終わりました。
面接後にシンフォギアで2万円消えたのを覚えています。

数日後、内定。
まぁコネ入社ですね。
そこからも就活は続けたのですが、モンハンが楽しかったのでクッソ適当に受けて落ちました。
10月以降に採用受け付けてる企業に優良企業なんてないだろうなぁ、とか思ってたので。

そう、優良企業なんてないのです。
しかも教育系のベンチャー企業には。

卒業も怪しかったので、内定式に参加しなかったのも間違いでした。
卒業後間も無く入社式がありましたが、ほとんど中堅社員の姿が見えません。
ほとんどが若手です。
まぁベンチャーだし、会社起こして10年だからこんなものなのか?と感じつつ、明らかにキャパオーバーな教室を後にしました。
その後は新入社員研修があり、互いの自己紹介などが行われましたが、新入社員の大学がその地域でアホと言われているところや名も知らない大学で驚き、会社で、公的な自己紹介で、『アニメが好きです』という輩の多さに面食らいました。

これは純粋な疑問ですが、初対面で公的な付き合いで、『アニメが好きです』というのは印象的にどうなのでしょうか?気になります。

隣になった人と雑談してください、という命令が下され、『アニメが好き』と公言していたメガネの男と話すことになったので、「ニコニコ動画今でも見てそう」「電車とか好きそう」という話題で会話をしたのを覚えています。

そんなこんなで研修と歓迎会が行われました。二次会を提案しましたが、残念ながら参加者はいませんでした……

研修後、翌日から担当教室に出勤するように言われ、仕事が始まりました。
最初数日は上司がいましたが、数日したらバイトと一教室を運営することになりました。

教えること自体は簡単でしたが、ここからどんどんやめたいと思う要因が増えていったのです。


①交通費がでてない
交通費上限1万円まで支給
とあれば、住んでいるところから往復1万円以内の教室になるのが普通だと思っていたのですが、往復3万円の教室に飛ばされました。これでは損失が大きすぎますね。

②残業代がでない
教室で勉強を教えるだけでなく、面談や月謝の取り立て、事務仕事もする必要がありました。
そのせいで月に30時間くらい残業することもありましたが全く残業代がつきません。
すべては『役職手当』の名のもとに支払われないのです!
怖いねぇ。
時には深夜1時に教室をでることもありました。
ちなみに終業は22:00、終電は22:14です。

③上司が糞
先述の通り、終業後に終電で帰るには14分でバス停にいかなければなりません。
それなのに、終業後に新しい仕事を出してくるのです。
『同僚の車に迎えに来てもらって乗せて帰ってもらえばいいじゃん』と宣ったのは自転車通勤の上司です。舐めとんのか。
教室の規模が違う以上、残業時間もバラバラです。
お願いしたときには近くの車持ちは家に帰ってることもしばしば。
申し訳なくなって父に迎えに来てもらうようになったりタクシーを使って帰りました。

また送られてくるメッセージもふざけており、
「退勤ボタン押してから仕事しよう!」
「mp3ファイルにして添付……?よくわかんないからCDに焼いてから持ってきてよ」
「教室をより良くするためにアレとアレ買ってきて。経費では落ちないから実費で」
など、顔を会わせていれば間違いなく殴っているであろうメッセージを連発してきます。

終業後に模試の問題の解説作成を依頼され、なぜ解説がないのか疑問に思いつつ翌日の2時まで作業し、提出したところ、
「昨日はもう帰ってた!よくみたら解説ついてたわ!ごめーんへ」(原文ママ)

と来たときは辞めることを決意しました。
ごめーんへってなんだよ。
誤字だとしてもごめーんねって送ろうとして来ただろ。

そんなこんなで9月末日を持って退職。
はれて無職となったわけです。


これから就職される方は、これからの自分を大切にして早めに見切りをつけることも大切だと思います。
僕はストレスで何度も何度も病院にいくことになりました。

みなさんがブラック企業に雇用されないことを切に願っています。